夢を形に!植松みつお

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【橋下大阪市長と在特会桜井会長との対談】 橋下市長による「在特会のヘイト・スピーチ」停止勧告に対して、「物別れ」に終わった対談を精査すると、見えてくる日本の実態。

2014.10.22 (Wed)
 去る10月20日、大阪市役所にて在特会桜井会長と橋下市長との対談があった。映像は以下の通り。



 主な橋下大阪市長の言い分は以下の通り。
 ①「参政権のない(在日の)韓国人や朝鮮人に、民族とか国籍をひとくくりにして(差別)発言するのはやめろ」
 ②「特別永住制度を制定したのは国会議員たちであるから、国会議員や政治家に言え」
 ③「不当利得や問題があるのならば、個人を特定して刑事告発をしろ」
 ④「大阪でヘイト・スピーチは許さない。言いたいことがあるなら国政に立候補しろ」
 ⑤「(法治国家の下で通る)政治的な主張と通常の表現の自由に収まる内容に変更せよ」
 
 弁護士出身であるので、得意とする法律の場で戦おうとしたことがよく分かる。

 これに対して、在特会桜井会長の言い分、および反論は以下の通り。
 「(日本に不法永住し、不当に利益・・・不法就労や生活保護とかの便益を得ている在日)朝鮮人を批判することはいけないことなのか?表現の自由はないのか?」・・・①に対しての反論。
 「(朝鮮人らは)参政権を求めているし、(差別発言の)暴言を吐いているのは韓国(大統領)の側であり、それを言い返しているだけだ。」・・・①に対しての反論。
 「国会議員に(特定永住制度への苦情は)言っている」・・・②に対しての反論。
 「政治家に言え、というならば大阪市長は政治家ではないのか」・・・②対しての反論。
 「政治家は信じていない。政治家になる気もない。政治家はこの世で一番下劣な種族だと思っているので(立候補を)しない」・・・②対しての反論。
 「(在特会が)どういう(差別)発言をしているというのか。特定して欲しい」・・・④対しての反論。
 「ヘイト・スピーチに対して(大阪市長が)相手をするから来い、というので来たが、(橋下市長の)言っていることが7月(※1)と9月(※2)に言ったことが矛盾している」・・・主張。
 「表現の自由の下で主張している(※3)。「朝鮮人は半島に帰れ」と言うことがいけないことか。民主主義を否定するな」・・・⑤に対しての反論。
 「日本を善くしようと思っている人や日本に対して暴言を吐く人がいるのなら怒っても当たり前ではないのか」・・・主張。

 これはラチがあかないと見たのか、「この辺でいいでしょう」と橋下市長の終了発言で、あっけなく幕引き。

 

 ※秋場所で逸ノ城という新入幕力士が一横綱三大関を倒すという大活躍をした。そして、千秋楽前の一番で、横綱白鳳に当たった。案の定、「全く相撲をさせて貰えなかった」と逸ノ城は言っている。
 本来、この対談は、圧倒的に橋下市長に分のある一番であり、冒頭、桜井氏が言っていた通り、「(大阪市長と)簡単に会えると思うな」と言うのは事実で、相撲で言えば土俵にすら立つことさえ許されない一番だったはずだ。

 いつもの朝日新聞とのやりとりで見られるような速攻と連続技で格の違いを見せて欲しかった。

 在特会桜井氏の取り口としては、思い切って突っ込むしかなかったし、開口一番から「アンタ」とか「おまえ」という暴言を吐き、いきなり席を立つようなファイティング・ポーズまで見せてきたのだ。
 そこで同じく席を立った段階で、横綱相撲ではなくなり、泥仕合となってしまった。
 まさに万事休す!
 どうせなら、在特会桜井氏は大阪市民でも、大阪府民でもないのだから、マッカーサーが日本の官僚や政治家を嘗めてかかって、机に脚を上げ、靴底を見せたという「靴底作戦」くらいのなにか技が欲しかった。
 そもそもつかみの部分で言葉にキレがなかったことが後々まで尾を引き、正攻法で押せば終わるか、ガツンと言えば「ははぁ~」とひれ伏すと思って、高をくくっていたのかもしれない。言論界の横綱・橋下市長にしては珍しく、思わぬ突っ込みに先手が取れず、逆に開き直るしかなくなってしまったのではないか?

 相撲で言えば、突き押し相撲しかない幕下力士に、思いっきり横綱の顔を張り手されて、思わず横綱がカッとなって、互いに張り手の応酬となり、痛くてたまらず相手のつかみ上げて、体格の違いで、「帰れ!」とたたき出したという相撲内容と見て取れる。ちちょっと、横綱らしくない第一番の相撲となった感は否めない。

 
 
 ただ、桜井氏の落ち度としては、最後の方で出かかっていた「大阪市が(不法居住している在日外国人に)国民の税金を使って(※大阪市民の税金だけでなく、地方交付税交付金からも支払われているので敢えて国民の税金である)、生活保護の手当を出すのは間違ってはいないか」と突っ込むべきだった。そうすれば、大阪市民だけではなく、国民の怒りを誘発できたはずだ。

 また、折角こうした「言論における公開処刑の場」を設けたのならば、橋下大阪市長としては桜井氏らの問題発言の具体例を指摘して、大阪市での活動が出来ないようにすべきだった。
 カメラに向かって、「在特会らの発言を言います。みなさんよく聞いてください」と言って、
 「「在日くそチョンコのみなさん、こんにちは。いつまでも調子にのっとったら、鶴橋大虐殺を実行しますよ!」(※4)と鶴橋で在特会のメンバーらと中学生が叫んでましたよね。これがヘイト・スピーチというんですよ」とたしなめるべきだった。
 また新大久保反韓デモでは、「あなたたち韓国人、子供がくそなら親もくそです。みんなくそです。犯罪朝鮮人は焼身自殺しろ」とか言って街宣しているのを大阪で止めろ」と言っているんだ、というべきだった。(※5)

 「事実を指摘してくれ」と桜井氏が言うのだから、橋下大阪市長が間違っているところを徹底的に指摘して糾弾し、反省させるべきだった。「表現の自由」を逸脱した以下の※4や※5のような発言が許されるわけがない。
 橋下氏がいつも朝日新聞らにやるように、是々非々的に接して、悪質なる点は徹底解明し、処断すべきだった。

 ただし、「在特会」が何かとても悪い団体のように捉えられているが、「いいこともしている」と竹田恒泰氏(明治天皇の玄孫)が「たかじんのそこまで言って委員会」で述べているので、そこをご紹介したい。

 

※上記のYoutobeでも出てくる「シバキ隊」については、下に注釈と映像にてご案内しているので、ご覧頂きたい。

 ともあれ、橋下市長との対談では、在特会桜井会長の奇襲作戦が見事に功を奏し、NHKの報道番組ではあるまじき、個人の自著を宣伝されたり、橋下市長はSP8名に守られながらの対談だったりして、桜井氏の方に分があった。庶民の側としては、桜井氏がやっている映像以外の「ヘイト・スピーチ」の内容はかなり問題はあるが、彼の映っているものを見ると全てが的外ればかりでもないのも事実。ただ、敵地に単騎乗り込んだ桜井氏の勇気に軍配が上がったように映っている。
 今後、桜井氏は「本来会えるような存在でない橋下市長にあった在特会桜井です」と宣伝できる機会を与えてしまった。
 橋下大阪市長としては、やられたい放題の泥仕合となってしまった感がある。

 この「泥仕合」を仕組んだ橋下市長側の「作戦負け」なのは間違いない。実に、残念な結果となった。
 

 皆さんは、どう思われましたか?

 <参考資料>
※1・・・橋下大阪市長7月10日での発言。
 
 
※2・・・橋下大阪市長9月19日での発言。
※3・・・桜井氏が行った「反天連」へのヘイト・スピーチとされる内容。「これを止めろ!」と橋下市長は言っているのか?
 「反天連」(反天皇制運動連絡会(☜クリック))そのものが「現行憲法への挑戦」であり、「憲法の精神」から逸脱してはいないか?「反天連」の活動こそを「止めろ!」と言うべきだ。以下の映像をご覧いただきたい。
 

※4・・・中学生による「ヘイト・スピーチ」(クリック)。これは暴言だ!公序良俗違反だ。子供に犯罪を教唆している大人の側(在特会なのか?)を取り締まらねばならない。
 

※5・・・在特会 新大久保反韓デモ(2013年6月14日)(クリック) これはヒドイ!橋下市長はこうした発言内容を「大阪では止めろ!」と言っているのだろう。

※6・・・シバキ隊(☜クリック)対レイシスト行動集団のこと。「在特会」桜井氏が遭遇したシバキ隊との映像。



 

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 政治家を志すのは、権力欲、名誉欲の最高峰で、それを達成する手段として、嫌々国民と国のために奉仕する。ウソをつけない奴は政治家と弁護士にはなれないと強弁する橋下氏。2006年の著作だけに今は違うと信じたいが・・・。

 

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 本質は、「芸人気質」「旅芸人」なのだろう。彼がこのまま大阪市長として続けられるか、師匠と仰ぐ島田紳助のように自ら表舞台を去るか。吉本新喜劇型劇場政治をいつまで大阪府民や大阪市民が政治体制として存続を許すかだろう。大阪府民や大阪市民がいじめの隠れた温床であり、教育の退廃を生んでいる吉本新劇と上手に距離をおけるまで続くのかな?


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