夢を形に!植松みつお

政治、経済、教育、医療、メディア、等々の中から、話題を取り上げ、問題提議して参ります。あたなと共に「幸福の実現」を目指して参ります。

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マスコミの言う「民意」って「逃げ口上」じゃない?

2010.02.03 (Wed)

マスコミの中で主導的立場にあるのはどこだろう?新聞系は朝日か読売。TV系はNHKかTV朝日といったところか?しかし、今はメディアの時代。そう考えると、ドラマ系ではテレビ朝日かNHK、娯楽では日テレというところか?でもやはり、今週の『龍馬伝』では24%もの高視聴率をとったNHKが一歩リードかな?

しかし、龍馬さんの人気はホントに凄い!「虎は死んで皮を残す。人は死んで名を残す」という故事があるが、その通り、龍馬さんは死して後も尚、その名が仕事をしている。名前だけでなく実際に仕事をしている。

例えば、1904年日露戦争開戦前夜、昭憲皇太后の夢枕に立ち、「この度の海戦、皇国海軍の大勝利間違いありませぬ。不肖坂本、皇国海軍を守護しております故、ご安心願い上げます」と語ったという。国家存亡の危機の時であっただけに、その言葉は値千金の言葉であっただろう。そして、歴史はその通りに展開する。継戦能力では余裕のあったロシアに対して、ギリギリの勝ちをアメリカの仲介で得た日本。当時の新聞(マスコミ)はロシアに対して、多額の賠償金を要求する言論を展開し、「民意」を操り、国民の怒りを煽った。このミスリードが後々の暴動、焼き討ち事件などを招いた。このことは『日露戦争と新聞』片山慶隆著などに詳しく記されている。

さて最近、マスコミではこの「民意」ということをしきりに言っている。そして、それをオウム返しのように鳩山首相も言う。「国民の支持を受けている」と。この「民意」ってやつほど空気支配が横行し、頼りないものはない。何故なら、メディアの伝え方、番記者の情報源となっている役人のもって行き方次第によってはどうにでもなるからだ。

例えば、先ほどの龍馬さんのこと。今年、私の住んでいる福山もご多分に漏れず、「龍馬ブーム」で賑わっている。理由は、鞆の浦が海援隊のいろは丸と紀州藩の明光丸がぶつかった日本史上初の蒸気船同士の海難事故現場だったからだ。鞆の浦には多く龍馬さんが潜伏したという旅館、足跡が残っている。しかしながら、当時、福山藩は老中阿部正弘を輩出した藩。徳川家康とは従兄弟にあたる水野勝成公を藩祖とする場所だけに、紀州贔屓だったことはまぎれもない事実。その当時、名も知れぬ浪人風情の龍馬さん、薩長同盟を成した方とは誰も知り得ない。それよりも「脱藩浪人」の方が社会のアウトロー。「ここにいては危険」と長崎に居を移し、鞆の敵を長崎で討ったのだった。それが事実。それこそその当時の福山の「民意」を聞いていたならば、龍馬さんなどは「脱藩浪人」で幕府に刃向かう危険人物、単なる「奇人変人」にしか映らず、「紀州公のお船を傷つけた不届き者、お縄につけ!」となっていただろう。

いつの時代もそのようなものだ。新しいことをしようとする一群の人たちは龍馬さんや吉田松陰先生などのような「へそ曲がり」で「奇人変人」の方ばかりだ。「民意」などというものはいつもその後をついてくる。そして、最悪なことに、国民を正しく導こうとして不幸に導いてきたのが扇動型新聞社、左翼マスコミ人たちだ。先の戦争の時もそうだった。「国民新聞、朝日新聞よ、その責任逃れはいい加減にしろ!」と言いたいくらいだ。新聞が社会の木鐸としての使命を果たしてなかったことを懺悔すべきだ。良識あるマスコミ人は、責任逃れとしての「民意」を問う前に、堪えず社会をミスリードしていないかを検証しつつ、真なる社会の木鐸の声を探し、素直にその声に耳を傾けるべきであろう。




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コメント

同感です。日露戦争終局時も、マスコミはどうしようもない大衆気分を煽っていた。いつの時代もそうですね。政治家や心ある民衆はマスコミを絶えず警戒していなければならないですね。

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